Archive for July, 2010

Jul 12 2010

バスで巡ろうジオサイト其の五

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いよいよ、ツアー最終目的地の「和助地蔵尊」に到着。
普段は、お堂が閉じられておりなかなか見るチャンスが無いのですが、今日はじっくり拝見です。

さて、この「和助」さん。
様似町とどんな関わりがあるのか、地元人であっても詳しくはない。
和助さんは南部(現在の岩手県)の漁夫の子として生まれ、若い頃に幌満へ移住してきました。昆布採りなどをして生計をたてながら、幕府の直営工事として開削中だった様似山道工事(寛政11年1799)の手伝いをしたり、困っている旅人を宿泊させたり、地域の雑事も進んで協力するなどして、信頼されていました。
様似山道開削後、その功績により、名字(斉藤)を唱えることを許され、海産物の自由採取権・自由使用権利を与えられ、様似場所の富豪とされていましたが、文政4年(1821)から、安政2年(1855)まで34年間は、幕府の地が松前藩に返地されており、和助は追放され、幌満から姿を消してしまいました。
幌満がふたたび幕府直轄地になり、当地に戻った和助は、住民の大歓迎を受けて迎えられ、それまでの事を一切語ることなく、あらゆる協力を惜しまず、文久2年(1862)91歳で天寿を全う。

様似山道の開削などに力を注ぎ、幌満そして様似の発展に多大な功績を残した和助を偲び、御影石に地蔵を刻み、和助地蔵尊を建立。

当初、川の渡し場の筋道に建てられましたが、明治24年(1891)海岸道路(旧国道)ができるなど、道路整備が進み、幌満大橋のたもとへ移動。お堂もきれいになり、現在でも春の彼岸の中日に合わせ、慰霊祭が行われています。
和助地蔵は、昭和44年(1969)様似町指定文化財となりました。

さて、下の写真に写っているものをご存知でしょうか?
「法輪」と言われるもので、(インドの国旗中央に描かれているものと同じ)羽立さんの手が差している部分には、車の車輪のようなものが設置されており、これを1周まわすと、お経を1回唱えたことを意味するとか。

一度は、撤去・廃棄の危機にあった法輪ですが、とても珍しく貴重なもので、このような形で和助地蔵尊のそばに保存されています。

お堂脇には、上の写真にあるような説明書きがありますので、和助地蔵・法輪とともに、ぜひご覧ください。
斉藤和助さんに関わる人物として、日本のホースマンの始祖と言われている「函館大経」にまつわる文章も記載されています。

現在、日高地方は「馬産地」として広く知られるようになりましたが、「バスで巡ろうジオサイト其の弐 」でもご紹介の等樹院にも、馬にまつわる話がありますので、また別の機会にご紹介いたします。

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Jul 07 2010

バスで巡ろうジオサイト其の四

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冬島の「穴岩」
日高耶馬渓のスタート地点。
耶馬とは「人を寄せ付けない」と言う意味があるらしく、有名な大分県中津市にある耶馬渓が知られておりますが、冬島の穴岩から幌満川河口までの約6kmを「日高耶馬渓」と言います。
アイヌ語では「プユ(穴)・シュマ(岩)」、和人がユフシマと言ったことから、当て字で「冬島」になりました。
この穴岩には、アイヌの伝説が二つあり、その一つはソビラ岩・親子岩の伝説の続きで、父岩に向けて放たれた矢が、岩を3つに砕いた後、天高く舞い上がり、遠く冬島の岩に当たって大穴を開けた。と言う説。
地理学的には、3/23のブログにも記載した通り、波の浸食によって自然にできた穴と言う事ですが、本来は高さ9m以上の大穴で、昭和23年の築港以前は、満潮時に磯船が、干潮時には馬に荷を乗せて往来していたようです。
配布資料の中に当時の様子が分かる画像が添付されており、掲載許可をいただいたのでご覧ください↓↓
様似郷土館蔵

現在の冬島の穴岩↓↓

下のトンネルは、明らかに人工です。
旧国道の昭和に掘られたトンネル。このトンネルを抜けると、年中涸れる事のないオホナイの滝があり、通称:円館の滝と呼ばれています。

昭和トンネルの真横に位置しているのは、大正に掘られたトンネル↓↓。

付近の崖には、アポイ岳にも生息している高山植物が豊富に育っていたようですが、ここ数年急激に増殖している鹿の食害が進み、アポイ岳同様数を減らしているとか。
そして、既にトンネルとしての用をなしていない、明治時代に掘られたトンネルがあり

これらは、ほぼ横一列に並んでおります。
明治に掘られたトンネルが利用されていた時代、この付近には13個所のトンネルが掘られていたことが分かっており、日高耶馬渓と称されるこの場所が、いかに数多くの岬(海に突き出した個所)が存在していたのかが分かるとともに、当時の人々がこの場所を交通に難儀していたことが伺えます。
北方探検家として有名な近藤重蔵が寛政10年(1798)冬島を訪れた際、海岸付近の難儀さを幕府に報告する際、以下のように伝えた。
「猿留(えりも町目黒)と庶野間、幌満と冬島間の2カ所は、断崖絶壁で波が高く、海岸を歩く事は大変危険。山道を作らなければいざというときに通れない。」と報告し、寛政11年(1799)江戸幕府の許可が下り、中村小一郎らの手によって断崖上にシャマニ(様似)山道およそ7kmの開削が始まり、工期わずか1年たらずで完成しました。
「サルル山道」「シャマニ山道」が北海道の道路史を飾る最初の官営道路(国道)です。
また、測量家の伊能忠敬が幌満海岸の難行(1800年)を記した文書も残っているそうです。

以前は、崖に沿って国道が通っていましたが、岩盤崩落による通行止めや、トンネル整備により、現在は町道として漁業者が多く利用するだけになってしまいました。
(通行止め区間は、波の浸食により道路自体の機能をなしていない個所があります。)

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Jul 03 2010

またまた取材クルーが来ました!

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今年は「様似」が熱い!?
「日高の春」「うにまつり」と、北海道のローカル番組の目が「様似町」に熱い視線を向けている(#^.^#)

北海道人であれば、この地味(?)なピンクのシャツを着ている方を見て、おおよその想像はつくと思われますが・・・
札幌テレビ放送(STV)「どさんこワイド」が来ましたぁ〜♪
番組ホームページはコチラ
どうやら「夏→Summer→様似」と、連想ゲームで白羽の矢がたったようですが、今まで「サマニッテドコデスカ?」的な存在だった我が町をピックアップしてくれるのであれば、何でもござれ(*^_^*)ですよ。

当店では、「ツブ」について、あれこれと説明をしたり、実際に自慢の逸品「真つぶ刺身」&「真つぶつぼ焼き」を食べていただいたり。
もちろん、食べる前にはしっかり撮影!

スタッフさんが撮影に専念している間は、木村洋二さんと漫談(笑)
「真つぶ」はもちろん、様似の良さをグイグイアピール!
「様似に行っても何にもないからねぇ〜」っと思われがちですが、そんなことまったくないんですよ!
食べ物だって、海や山の自然だって、魅力たっぷりな町ですから。

取材を終えたところで、みなさんで試食!?
真つぶ料理と挽きたてコーヒーで、しばし談笑TIME

↑写真の顔を見ると、わかるっしょ!
コリコリ食感のお刺身はもちろんですが、秘伝のダシでさっと煮あげた「つぼ焼き」はスタッフのツボに入ったらしく、「美味しい!」「甘−ぃ!」の連発。
記念撮影をお願いしたら、快く応じて下さったのですが・・・

ツブとコーヒーはしっかり手に(汗)

取材はもちろんですが、こうして「真つぶ料理」を召しあがっていただき、「美味しい!」と喜んでいただけて、本当に嬉しい限り♪
お疲れ様でした
そして、ありがとうございました。

魅力いっぱいの様似町取材レポートは
7月6日(火) 15時48分からの「どさんこワイド179」 番組内で放送予定。
16時05分頃からのコーナー で放送されます。
北海道内のいろんな情報満載の番組ですので、ぜひ番組冒頭からご覧ください。

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Jul 01 2010

様似の短い夏が始まるよ!

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農家の方は恵みの雨!?
様似町は久しぶりの雨模様で、汗ばむ陽気からちょっと解放されました。
2010年も半分が終わり、折り返し地点の7月がスタート!
様似にも短い夏が到来しようとしています。

様似の夏と言えば、海水浴!キャンプ!BBQ!
設備が整った「親子岩ふれ愛ビーチキャンプ場」がいよいよスタートです(#^.^#)
こちらの情報は、メインページ「様似について」 でもご紹介しておりますので、ご覧下さい。
キャンプ場の開設期間は7月1日(木)〜9月30日(木)

週末や、長期連休の時などは、大変込み合います。
禁止区域でのテント設営・ゴミのポイ捨てなど禁止事項(ルール)を正しく守って、ご利用下さい。

キャンプ場OPENの後は、7月3日海開き(#^.^#)
「親子岩」の下で海水浴はいかがですか?
天候によっては、遊泳禁止となりますが、小さなお子様でもたっぷり遊べる広い砂浜に木製遊具!
センターハウスには、シャワー室も完備されており、砂まみれになっても大丈夫♪
施設監督員の指示に従って、楽しいひとときを様似町でお過ごし下さい。
海水浴場開設期間は7月3日(土)〜8月29日(日)

利用要綱は、様似町役場HP≪お知らせ≫コーナーをご覧になるか、直接電話でお問合わせください。
*親子岩ふれ愛ビーチセンターハウス 0146−36−5555
*様似町役場商工観光課商工観光係  0146−36−2119

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